人気地域、不人気地域。
近所の洋食屋さんに飼われている“リクガメ”です。
葉っぱを食べるそうです。
この店にはもうかれこれ10年以上通っていますが
カメが成長して大きくなるのが分かります。
カメの話は置いといて、この店は住宅を改造した
所を借りて営業しています。
建物は古く、駐車場も少なく、さらに急斜面のため
車を止めるのも一苦労します。
でもいつもお客様で賑わっています。
料理の味が良いのは当然ですが、立地というか景色
も大きく寄与しているものと思います。
高台でとても眺めが良い・・・
人は景色や眺めが大好きです。
マンションの選択基準でも景色を最優先する人が多い
です。
どんな古い建物でも間取りが悪くても景色が良ければ
借りる人はいるし買う人もいます。
需要があるということは高く貸せるし売れるということで
もあります。
こういう物件を所有していると次のステップにスムーズ
に進むことができます。
ですから不動産を買う時は人が好む立地を買った方が
良いと言う事が言いたいのです。
生まれ育った場所だからとか、実家の近くとか、将来も
売る予定は無く一生住むからなんて言わずに冷静に
考えてから決断はしたほうが良いでしょう。。
私の知合いでご自分の自宅の近くだからという理由だ
けで、売地が出ると買い増していく人がいます。
事情があり今いざ売ろうと思って売りに出しても売れません。
その場所は高台と反対で盆地というか低地というか地域
の人からは“谷底”と呼ばれている不人気地域なのです。
というわけで、不動産を買う時は欲しいという気持ちだけ
にとらわれることなく、あらゆることを考慮してから決断した
方が良いですよというお話でした。
でも考えすぎて買えない人になるのも困りものです
けどね(笑)。。
ではまた。