生前贈与。。
昨日は『成功する生前贈与』という島田多恵子税理士による
講習会に参加しました。
相続税課税強化時代にどのように節税するかというお話で
生前贈与を利用することもその一つの方法だということです。
贈与税は相続税よりも税金が高い場合が多いのですが
やり方によっては有利な方法もあります。
暦年贈与110万円を使うとか、20年以上の夫婦間の贈与
2000万を使うとか、教育資金の贈与1500万を使うとか、
住宅取得資金の贈与1000万を使うとかいろいろな方法があります。
夫婦間の贈与以外は複数の人に贈与して財産を計画的に移転
できます。
一夫多妻制だったら夫婦間の贈与も複数にできるのでしょうか(笑)。
暦年贈与を使い、何年かに渡って複数の人に贈与すると110万でも
結構な額になります。
110万を5人に8年かけて贈与すると4400万にもなります。
資産家の方々はある程度元気なうちに計画的に将来を見据えて
対策をしていくと良いのですが、元気なうちは誰も自分の死は
考えないものですし、考えたくもないものです。
また、相続予定のかた(子供)が雰囲気的にタブー視されている
被相続人(親)の死の話をするというのも気が引けるものです。
なので相続対策が遅くなったりします。
義理の父母だとさらに言えない・・・
税理士さんに “もう少し早めに対策すれば良かったのに。。”
なんて言われるかたも多いようです。
というわけで、いつも講習会は勉強になります。
今後もできるだけいろんな分野の講習会に参加できればと
思っています。
ではまた。