沖縄の不動産屋のひとりごと。。

競売の期間入札が昨日から始まりました。

今回依頼を受けている物件の調査は終わり、書面も作成して提出しました。

今回もありがたいことに全面的に信用して頂き、私の予想した落札金額で

入札して頂くことになっています。



しかし、ひとつ大切な問題が残っています。

それは保証金です。

希望額の融資の承諾はすでに得ましたが、金融機関は落札しないと融資は

もちろんしてくれません。


つまり、落札する前の入札保証金には融資はしないのです。

ですから保証金はとりあえずご自分で準備しないといけません。

落札した後でその分の融資を受けることはできるのですが、取れるか取れないか

分からないうちに、何の担保もなく保証金を貸すことはしません。。


で、問題というのはその保証金をお客様が準備できるかできないかということ

なのです。

親や兄弟、知人、縁者に頼むとはおっしゃっていますが、親以外そんな簡単に貸す

人はいないでしょう。

でも落札できれば融資が受けられるので、１か月以内には返済はできますが。。


はじめは私が１か月くらいならお貸ししようかななんて思いましたが、金融業でも

ありませんし、後々トラブルの元になってはお互い何の為にやっているか分からなく

なるので涙を飲んで止めときました。。


落札した後も諸費用として、いろいろとお金は掛かります。

予測できる部分は計算してなんとか予算内に収まるようにしてありますが、新居に

移る場合自分が思っている以上の出費が発生します。


せっかくお家を買ったのに、お金がなくてあれも買えない、これも買えないでは

気分的にも面白くなく、何の為に買ったのかわからなくなったりするかもしれません。


無理は禁物です。

昨日のブログにも書いたように器ではありません。

暮らし方、考え方が良い住環境を生み出します。


というわけで、あまり保証金集めで無理はしないでもらいたいというのが本音です。



っと、このようにお伝えしました。

でも保証金が集まり、良く考えて決断してから入札にのぞまれるなら、全面的に

ご協力しようと思っています。


ではまた。