沖縄の不動産屋のひとりごと。。

昨日は買取り査定の依頼を頂き現地視察に行きました。

場所は北部です。


高速からすぐですので遠い感じはしませんでした。

逆に距離的には近くても高速が遠い地域の方が時間も掛り大変です（笑）。


その物件は土地の面積が過大で、老朽化した大きな建物が建ち、取壊し

が必要です。


さらに土地の後方は段差があり擁壁も必要です。


相場からはかなりの減額になると思いますが、多分一般の売主様なら

ちょっと知っているかたで路線価とかを参考にされたり、近所の売物件

と比較して優劣をつけ価格に反映させたりなされると思います。


でも現実的にはそれ以外にもかなりの補正を施す必要があると思います。


ご自分で看板を作り、携帯番号を書いて一年くらい売っていたみたいですが

売れずに今回ご相談されたそうです。


殆どの方々は完成宅地の金額を想定されていますし、色々な人に場所と

坪数だけを伝えて

「いくらだと思う？」

なんて聞くものですから、聞かれた方も土地も見ずに相場で答えます。


このミスマッチがずっと売れない物件を発生させます。。

要するに高すぎるということ・・・・


価格はその場でお答えしましたが多分内心　“はらわた煮えくり返っている”

感じではないでしょうか。。


というわけで、物件の査定価格は自分が思うほど高くはなく、逆に自分なら

いくらで買うかを考えた方が早いですよというお話でした。


ではまた。