2010年03月27日

人は “追加” “別料金” という言葉に異常に敏感です。



もう寒くならないと思いきやまた寒くなりましたね。

来年まで着ないと思ってクリーニングに出したスーツ

また着ないといけなくなりました。。


さて仕事の話ですが人は“追加“”という言葉に敏感です。

分かりやすく言うと“別料金が掛ります”という事です。


ご要望を何でもハイハイ聞いているとご機嫌はすこぶる

良いのですが、サービスの範囲を超えるとどうしてもお金

がかかることを言わねばなりません。


すると仏の顔が鬼になり烈火のごとく怒りだす人がいます。

慈善事業でない限り、人が動けば必ずお金は掛るものです。


最近は経験も積みましたので、想定できるものはお客様の

要望以外でも見積もりに入れるようにし、必要なければ

差し引くということを覚えました(笑)。


するとまったく同じ工事内容を施行しても、お客様の態度は

雲泥の差です。。  差し引くとニコニコ・・・


逆に私がリフォームを発注する側の時も、できるだけ

見積もり段階でやるかやらないかわからない工事でも

入れてもらうようにしています。


私も“追加です” “別料金です” というフレーズがみなさん

同様好きではなく、差し引かれるのが大好きだからです(笑)。


でも追加とか別料金と言う方も結構辛いものです。

当然の事を言っているのに怒られたり、機嫌が悪くなったり

嫌がらせのように工事にケチをつれらけたりしてはたまった

ものではありません。

ですから“お金が掛る”と伝えるタイミングはとても難しい

のです。


私は追加と思われるものには初めから

「これ追加になると思いますけどいくらかかりますか?」

と聞くようにしています。

相手が言い易いよう一応配慮しています(笑)。


どちらの立場も経験すると思いやりの気持ちが生まれる

ものです。


というわけで、いつも相手のことを思いやった言動をすると

きっと自分にも帰ってきますよというお話でした。

ちょっと違うような気もしますが・・・

ではまた。











Posted by むらた at 10:00│Comments(6)
この記事へのコメント
昔、
追加だらけの注文住宅を思い出しました。
今はどうなんでしょう。
Posted by okuhira at 2010年03月27日 10:25
okuhiraさん

ありましたね。
もともとは安い見積もりですが
壁一枚いくら、ドア一枚いくら
と追加を積み重ねていくと結構
な金額になってしまうという住宅
ですよね。
今もやっているんですかね。。
Posted by むらたむらた at 2010年03月27日 11:03
「人が動けば必ずお金は掛るものです。」

新人の時によく上司に言われたのを思い出しますが、
これを理解していない(ふり?)人が多いですね。

いつも大切な事を思い出させて頂ける「ひとりごと」、
ありがとうございます。
Posted by akantare at 2010年03月27日 15:32
akantareさん

こんなひとりごとにお礼を言われる
なんて恐縮です。

何でもサービスと思っている人も
多いのですが

“タダほど高いものはない”

ともいう言葉もありますので
気をつけた方が良いかもしれません。

特に自営業をやり始めてからシビア
に感じるようになりました。

ただ単なる貧乏だからでしょうか(笑)。
Posted by むらたむらた at 2010年03月27日 16:27
“お金が掛る”と伝えるタイミング、
難しいしとてもタイミングが重要ですよね。

逆の立場に置き換えて
いつだったら、どんな風に伝えたら、
とても気をつかってます。
(性格的なものもあるかもです(笑))

うちも基本的には追加は無しです。
(追加要望は別ですが)

リフォームは開けてみないと
わからないことが多いですが
その時は、自腹切ります…
Posted by SON at 2010年03月29日 09:54
SONさん

リフォームは特に難しいですよね。
追加の宝庫(?)と言っても過言で
はありませんから。。
見積もりもよほど熟練したベテラン
がやらないと追加のオンパレード
になってしまいます。
でも何でもかんでも見積もりに入れる
と他社より高くなってしまい仕事が
頂けなくなってしまいます。
誠実に仕事を積み重ね、お客様から
の紹介を増やしていくのが一番良い
かもしれませんね。。
Posted by むらたむらた at 2010年03月29日 10:20
 
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