2010年06月17日

廃業。。


知合いが建築業を始めたのですが、1年も経たずに

廃業しました。


建築屋さんに勤めていたんですが、給料遅配が続いた

為見限って退職し自分で始めたそうです。


ひとりで経営し、人を雇用しないので競合他社には

絶対金額で負けないだろうと踏んでいましたが

そう簡単にはいかなかったようです。


住宅というのは高額ですので、ただ安いというだけでは

受注が取れません。

信用と実績、評判も大切です。

紹介なんかもかなり影響します。


話が良いところまで進んでも土壇場で

“やっぱりもうちょっと考えたい” 

とか

“知合いに建築屋がいるので頼まざるを得なくなった”

とか

“周りに反対された”

とか

“他と契約してしまった”(本当はしてない)

なんていう訳の分からない理由で断られたそうです。  


でその知合い今は不動産ブローカーをして食い繋いで

います。


資金が溜まったら今度はリフォーム屋さんを始めるそう

です。

建築業は金銭の立て替えが多いので大変です。

資金力があるか、途切れることなく受注するかしないと

ショートしてしまいます。


その点リフォームは工事期間も短く、すぐ集金できるし

現金客も多いので資金ショートの心配はありません。

でもいろんな会社がこぞって参入しているので、これまた

厳しい世界だと思います。。


何とかその知合いには復活してもらいたいものです。

金銭的な応援はできませんが、労力やあんまりない

知恵を貸すことくらいはできます。


というわけで、建築請負い業や不動産業(売主・事業主)

は最初に資金を投入しないといけないので、回収に時間

が掛ると大変なことになってしまいますよというお話

でした。


ではまた。







Posted by むらた at 09:19│Comments(0)
 
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