2010年10月05日

明渡しと追い出し屋。


不動産の明渡し交渉をしていると

たまに“代理人”と称するかたが登場します。


その代理人は身内の場合もあるし、債権者

の場合もあるし、友人、知人の場合もあります。


でも本人がその人を連れて来て

「この人を代理人としますから今後はこの人と

話を進めて下さい。」

というのならまだ分かりますが、そういった紹介

は今まであった試しがありません。


突然

「自分は代理人だ」

という感じで登場してきます。

それも若干高圧的に。。


そのような人とは私は話をしません。

少なくとも委任状と印鑑証明くらい持って

来ないと信用できないし気分が悪いからです。


そしてさらに高圧的にくるかたには

「あなたは法的代理人ですか?それとも私的代理人?」

と聞いてみます。


何も言わないなら

「法的代理人だったら弁護士のはずだし、私的代理人

だとしても弁護士じゃないなら交渉の席には着きませんよ。」

と言うと大概の人は自分が誰か、どういう関係か

なぜ代理でここに来ているのかを話します。


そのような説明が無いとただの輩(ヤカラ)です。

輩とは簡単に言うとゴロツキみたいな感じかな。。


相手も初めが肝心と気合いを入れてきます。

“なめられたらアカン!” って感じです。。


こちらは真っ当な仕事を真面目にしています。

テレビなんかに出てくる

「おぅ!早く出てかんかい!」

というガラの悪い追い出し屋とは違います。

たまに明渡し交渉を勘違いしている人もいる・・・


というわけで、明渡し交渉も普通の仕事の交渉と

何ら変わりないのですから、ご自分が出てきて

やった方が逆に話がこじれなくて良いですよ

というお話でした。


ま、どんな仕事でも人に依りますけどね(笑)。

ではまた。




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Posted by むらた at 09:39│Comments(0)競売関係
 
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